可能性って?
豊中むげんの理念の一つに「子どもたちが可能性を広げる機会を共に探す」というものがあります。私は教員採用試験でも「可能性を広げる教師になりたい」と熱く語ったのを覚えています。この想いの根本は今も変わっておらず、寝ても覚めても風呂に入っていても「子どもたちの可能性を広げる」ことについて考えています。(食事中は忘れています。)
「可能性を広げる」という抽象的な言葉は人によって解釈も異なります。今日は私が「可能性を広げる」ことをなぜ大切にするのかについて書いていきたいと思います。
なぜ大切にするか、結論から申し上げますと
(子どもたちが)自己肯定感を高め、
人生を自分で選択して生きるきっかけになる
と考えるからです。
可能性とは、「物事を実現する見込み」「潜在的な発展性」(weblio辞書より)
つまり、「出来そうなこと」「やってみたいな〜と思うこと」と解釈します。
出来そうなこと、やってみたいことにチャレンジする=可能性を広げるということ
であると考えます。
チャレンジ(体験・経験)の一つ一つが自己肯定感を高めること、人生を自分で選択して生きることにつながります。
私が可能性を広げるきっかけをつくりたい理由はここにあります。
世の中のすべての事象にチャレンジしなければならない!!、というものでは決してありません。やりたいこと、興味を持ったこと、出来そうなこと、取り組みやすいものからチャレンジしていけたらいいですよね!(私は明日の朝バナナジュース作りにチャレンジしようかな)
よく「成功体験」といいますが、「試行体験(やった回数)」の方が大切なんじゃないかなあ、と思います。経験上、失敗はそりゃ凹みます。しかし「あの失敗があったからこの行動(選択)ができた。良かった〜」という経験も多いです。客観的データがないのが恐縮ですが、そう思います。
小中9年間、高校3年間あたりで「出来そうだな」「やってみたいな」という感情になる機会がたくさんできたらいいなと思います。そして「出来そう」「やってみたい」にチャレンジする機会の提供を周りがサポートできたら素敵だなと思います。
可能性はグーンと広げてから、その後、ガッと削ぎ落としたり、つなげたりします。様々なチャレンジから「美味しい和食をつくって世界中に届けたい!」という夢ができたら、これまでの経験でゲットした「料理」「英語」「インターネット」などの可能性をつなぎあわせて、さらに深く学んだり。一方で「洋食づくり」「絵を描く」などの可能性は一旦削ぎ落としたり、、
大人になってそういった作業を繰り返していくためにも、この瞬間から出来そうなことをやってみたり、興味あることを自分から学んでみたり、解けなかった問題が理解できるようになったり、子どもたちにそういった経験をたくさんしてほしいです。
豊中むげんも「子どもたちの可能性を広げる」場所を目指していきます。
※画像は「テクニカル・エバンジェリスト」という職業(いらすとやさんからお借りしました。)
エバンジェリストとは、自社製品の特徴からITのトレンドや最新テクノロジーまで、分かりやすく伝える職種のこと。昨今のIT技術の飛躍的な進化により、個人で全てを理解し、自社に最適な製品を判断する事が困難になってきた事から、近年注目を集めてるそうです。時代の流れや新たなニーズによって今後も様々な職業が生まれそうですね。
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